技術者のしごと

技術者とは、いわゆる「現場代理人のたまご」といった存在です。

技術者として入社すると工事部に配属されます。

現在上田組では、【草地整備部】、【農業土木部】、【第一土木部】※道路改良、護岸工事他、【第二土木部】※維持、民間工事の4部あり、所属した部で仕事は異なりますが、基本的には以下の5項目が主な仕事となります。

 

1.安全管理

現場が安全に、危険なく運営されているか見て回り管理します。また、その内容を書類として残します。

 

2.施工管理

レベル、トランシットなどで測量を行い、設計図面と同じものができるように目印を付けたり計測したりします。

 

3.写真管理

日々の施工状態を写真に収めて、設計通りに造られているか証拠を残します。

 

4.工程管理

基本的に工事現場は「いつまでに何をやる」「いつまでに完成する」という取り決めの中で運営されます。

その期日に遅れないようにスムーズな施工を行えるようにすることを工程管理と言います。

 

5.品質管理

設計で決められた材料を使い、決められた工法で造り上げ、求められている品質(強度、大きさなど)をクリアしているか管理します。

 

 

こうして見ると初めて聞く言葉ばかりで難しいように感じるかもしれませんが、学校の勉強と一緒で、一から少しずつ学んで身に着けていけば何の問題もありませんので、安心してくださいね。

最初に述べたように、技術者は現場代理人のたまごであり、最終的には「1級土木施工管理技士」という国家資格を修得して現場を切り盛りする現場代理人を目指します。現場代理人については「現場代理人のしごと」をクリックして詳しい情報をご覧ください。