社長あいさつ


株式会社上田組 代表取締役社長 上田修平
1954年に初代・上田景光が「小さな総合建設業」として「土建上田組」という新芽をここ標津町川北で誕生させ、その後、1971年からは先代・光夫が48年という年月をかけてこの会社を太い幹へと育て上げて参りました。
そして2019年、お陰様を持ちまして弊社は創立65周年を迎え、同年、そのタクトを私が引き継ぐに当たり、ここまで弊社を育て上げた初代、そして先代に大きな尊敬の意を抱くとともに、古くよりご支援戴いた地域の皆様やご協力戴いた関係各社の皆様には心より感謝申し上げる次第でございます。

我が故郷標津町は小さな町ですが、海・川・山・平原が見事に調和した大自然は、酪農と漁業を中心とした基幹産業の母体として豊富な恵みを我々に提供してくれます。
この恵まれた環境の中、標津町川北地区という酪農郷において、弊社は草地改良を中心とした農業土木の分野で大きく成長させて戴き、近年は道路改良や橋梁、海岸・河川工事など多様な分野でも貢献できるようになりました。
しかしそこにたどり着くまでのプロセスでは、北海道東端と言う僻地性、リーマンショックなどの経済停滞、近年では爆弾低気圧による大規模な自然災害など様々な障壁も立ち塞がりました。
そう言った中でも成長を遂げられたのは、地域の皆様の支え、そして後ろを顧みず前へと歩みを進めた弊社従業員の探求心と向上心あってこそ、と思うところであります。

社是である「夢と潤いのある理想環境の創造」は、地域と社会、そして自らの従業員に理想郷を提供すべく、弊社自身のあり方を創造せよ、と言う先代の教えです。
どんな環境にも決して満足せず、常にその先を創造し豊かさを追求する。そうした想いを弊社のみならず上田組グループ全体で共有し、地域をリードする企業としての誇りを持って精進して参ります。

先より厚い信頼と愛情をお寄せ戴いている皆様に、更なるご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、日頃の感謝の気持ちを重ねまして私からのご挨拶とさせて戴きたいと思います。

株式会社上田組 代表取締役  上田修平